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富士山検定第1回2級試験

試験範囲を復習する80-100

いよいよ11月11日富士山検定1級と2級試験です。ここでは第一回2級試験の範囲に近い内容で瑞穂通信の質問を考えてみました。プルダウンを押すと回答が表示されます。問は2級試験の問の範囲です。ここでの「問い」は2級試験の「問い」とは必ずしも一致しません。
穴埋め問題の復習としてチャレンジしてみてください。
問80、81 富士山周辺でも伝統行事が盛んに行われている。

富士川町では富士渡船の安全を祈願して年に一度申年(さるどし)に富士山頂にを奉納する鳥居祭が行われている。

富士北麓の忍野村では高座山(たかざすやま)の茅で「」の字をつくり火を入れる夏祭り(忍野八海祭り)が行われている。

公式テキストでは富士河口湖町河口の孫見祭り(「稚児の舞」が有名)、勝山のやぶさめ祭りなどが紹介されている。公式テキストP157〜162参照

問82 富士吉田市では市内に50軒を超す吉田のの店があり、宴会や祝儀にもが出される風習があり、は富士吉田市の名物となっている。全国B級グルメで優勝し一躍有名になった富士宮市のなど富士山周辺の麺を集めた麺麺フェスティバルなどのイベントも行われている。(麺麺フェスティバルでは「吉田のうどん」「富士宮のやきそば」「甲州ほうとう」「忍野高原そば」などが披露されている。また、「吉田うどん」のお店は富士吉田市の周辺市町村でも増加して、全国のうどんの一つとして認識されてきている。)

問83 新千円札に描かれている富士山図や、旧五千円札の富士山図の原案となった写真はによるもので、は生涯に渡り富士山を撮り続け、現在忍野村には彼の写真美術館が開設されている。
富士山の見える現代の日常的な風景を写真集「俗界富士」として発表したのは写真家である。

問84 富士山の学問的な解明、環境保護を進めるため2002年発足したは専門家だけでなく一般の人にも門戸を開いた学会で、富士山に興味がある人でも会員となることができる。ちなみに私も会員になって、学会の発表を何回か聞きに行きました。大人になって大学の教室に入ると、なんとなく昔を思い出しますね。

問85〜92 富士山に年間降り注ぐ降水量は20億トンとも25億トンとも言われている。この多くは砂礫層を浸透し、地下水となって周辺に豊富な湧水として湧き出している。

最も大量に湧出しているは富士山の南麓、清水町にあり、日量100万トン以上をほこり日本三大清流に数えられている。清流にはミシマバイカモが咲き、カワニナが生息、川岸には蛍飛び交う。アユの産卵地となっている他カワセミなど鳥類も多数生息する。は、一級河川ながら、全長kmで狩野川(かのがわ)に合流し、駿河湾に流れ込んでいる。

富士宮市にあるは岩の途中から湧出した湧水が幅200mに渡って流れ落ちる全国でも有数の滝の一つである。白糸の滝の隣に芝川本流にかかる滝があり、ここは昔、曾我兄弟があだ討ちの相談をしているときに音が消えたことからと呼ばれている。芝川上流の猪之頭湧水群では、豊富な湧水を利用しての養殖が盛んに行われている。

富士宮市にある富士山本宮浅間大社のの湧水は神田川からに合流し、田子の浦港に注いでいる。で富士参詣登山のためのをする姿が昔の絵図(富士曼荼羅図)に描かれている。

富士北麓に湧出する湧水は富士五湖を形成し、湖の湖底には湧出口を見ることができる。

全国名水百選に選ばれている忍野はその湧水口だけが残って八ヶ所の池となったもので、この湧水は桂川に注ぎ、相模川に合流し、相模湾にそそいでいる。

富士東麓の小山・御殿場地区では年間を通じて水温が変わらない湧水を利用してと呼ばれる水菜やワサビが栽培されている。

問93〜100 夏季に富士山へ向かう交通は主に東京方面からと東海道方面とからがあり、東京方面からは富士スバルラインを経由して河口湖口(吉田口)登山道から山頂に向かう。電車の場合は、中央線大月駅(標高358m)から富士急行線の終点河口湖駅(標高857m)で下車。ここから富士山五合目行きのバスで富士スバルライン終点の五合目(標高2305m)に向かう。富士急行線では「特急」が運行されている。中央高速道路を利用した高速バスは新宿から富士山に直行運転されている。

マイカーでは、中央高速道富士五湖線の河口湖ICで下車、富士を経由して富士山五合目に向かう。富士は8月の一定期間、環境保全のため、マイカー規制が行われている。

東名高速から御殿場インターを出て国道号線を須走に入り東富士五湖道路を経て、富士吉田インターから富士スバルラインに入るルートもある。須走から国道号線をそのまま進み、峠を越え、山中湖畔を進む道は、かって往還と呼ばれていた街道の一部と重なる。

富士宮口からの登山には、マイカーで東名高速富士インターから西富士道路、国道139号線を経て富士山から富士宮口新五合目に入る。東名高速道路の裾野インターから南富士(有料)を経由すると比較的短時間で富士宮口新五合目に行くことができる。

バスは新幹線新富士駅、東海道線富士駅、三島駅から富士宮口新五合目行きに乗る。

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1回2級質問考→質問1-10 質問11〜20質問21〜40質問41〜60質問61〜80質問81〜100
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