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富士山検定第1回2級試験

試験範囲を復習する41-61

いよいよ11月11日富士山検定1級と2級試験です。ここでは第一回2級試験の範囲に近い内容で瑞穂通信の質問を考えてみました。プルダウンを押すと回答が表示されます。問は2級試験の問の範囲です。ここでの「問い」は2級試験の「問い」とは必ずしも一致しません。
穴埋め問題の復習としてチャレンジしてみてください。
問41 、45 御殿場口登山道に関する質問 参考:公式テキスト128、125P

御殿場口登山道はに開設された登山道で、下山道は「大砂走り」と呼ばれる砂礫の道で一気に駆け下りることができる。登山道新五合目周辺は太郎坊と呼ばれている。御殿場口登山道の新五合目は4つの登山道の五合目の中で、最も場所にある。下山道の六合目付近から宝永山を抜け登山道に抜けることができる。

御殿場口登山道では毎年スポーツ競技のが行われている。

問42 須走口登山道に関する質問 参考:公式テキスト123P

須走口登山道は出発して間もなく神社があり、本八合目で吉田口(河口湖口)登山道と合流する。この合流点はと呼ばれている。昭和天皇が皇太子のときにここから登山し、現在の皇太子殿下もこの登山道から登山している。

問43 富士宮口登山道に関する質問 参考:公式テキスト122、125P

富士宮口登山道は、上空から見ると西側斜面に大きな九十九折の道がくっきりとした登山道で、比較的古い登山道である。水平線から昇るは登山道頂上からしか見ることはできない。富士宮登山道の新五合目は4つの登山道の五合目で最高標高地点にあり、五合目から山頂までの距離は最短である。新五合目にの碑があり、九合五勺に山小屋がある。登山道と下山道はほぼ同じ道を使う。

問44 河口湖口、吉田口登山道に関する質問 参考:公式テキスト123P

河口湖口、吉田口登山道は、4つの登山道の中で最も登山者が多く、ほとんどは河口湖から五合目に通じる有料道路を車で上り、五合目から吉田口登山道に向かい、で吉田口登山道に合流する。富士スバルライン終点の五合目には神社があり、六合目にはセンターがある。八合目で須走口登山道が合流する。山頂に神社がある。

問46、47 古道の復元活動に関する質問 参考:公式テキスト128P

近年廃道になった登山道を復活させる活動が行われている。裾野市を起点として水ヶ塚駐車場、宝永第二火口を経て、富士宮口・御殿場口登山道に合流する口登山歩道が復活し、平安時代から江戸時代に栄えていた登山道で、富士山表口と言われた口登山道を復活する試みが行われている。

問48 登山道五合目標高比較 参考:公式テキスト125〜128P

現在の登山道は五合目まで車で行ける。最も高い五合目は新五合目の2500mで、最も低い五合目は新五合目の1440mで、河口湖口五合目、富士スバルライン終点の標高は2305m、須走口新五合目は2000mとなっている。(試験では高い順が質問された)

問49 お鉢めぐりに関する質問 参考:公式テキスト130〜131P

吉田口登山道を登ったところに神社がある。ここから山頂3kmを回ると、だいたい70分かかる。山頂には深さmの噴火口があり、山頂を一周することを「」と呼んでいる。久須志神社から時計回りに回ると、大日岳、伊豆ヶ岳を経て荒巻から水にたどり着く。そこを過ぎると富士宮口頂上にある浅間大社、三島岳、を経て富士山最高峰のに至る。浅間大社前には夏季に富士山頂郵便局が開設される。三島岳の下には季節によって現れる池がある。剣ヶ峰を過ぎ水を経て再び久須志神社に戻る。(試験では郵便局、金明水、銀明水、富士山測候所の順序が質問された)

問50  山頂での自然現象に関する質問 

富士登山時、陽光を背にしたとき現れる「」と呼ばれる現象は「ブロッケンの妖怪」とも呼ばれている。

問51 山頂に関する質問

富士山頂郵便局では登頂記念として富士山麓の間伐材のを使った木製郵便物を販売している。

問52〜56 登山者と登山道に関する質問

2006年富士山8合目以上を訪れた登山者は万人に及んだ。富士山には外国人登山者も大勢訪れる。英語で五合目は と表現されている。河口湖から登る富士スバルライン4合目と五合目の間に広がる奥庭は、カラマツなどの樹木が人の背丈ほどにしかならず、幹や枝が東を向いて湾曲し、あたかも盆栽のような風景となり、富士山の名所の一つとなっている。2006年六合目以上の登山道に設置されたトイレはほとんどがトイレになり、悪評だった垂れ流しは大きく改善された。2007年には山小屋に宿泊したときの寝方も改善され、登山客にとっても環境についても自然とのが図られている。

問53  気象に関する質問

富士山頂の平均気温と平地の気温は、100m上がるごとに下がるといわれている。標高が低い三島市と標高3776mの山頂の間では凡その気温差がある。

問57、59 世界文化遺産に関する質問

富士山はユネスコが認定する世界自然遺産から世界文化遺産に切り替えて登録を目指し、文化庁の暫定名簿に登録された。世界文化遺産では顕著な普遍的価値を有する記念物、建造物群、遺跡、文化的景観などが登録される。世界文化遺産では、登録の範囲として資産本体の核となると、資産保護のために利用制限区域として指定される、周辺地域のが設けられる。

問58 自然公園法に関する質問

富士山は自然公園法に基づいて「富士箱根伊豆国立公園」の一部に指定されている。自然公園法では、山頂を含む地域は特別保護区としては原則禁止されている。また、自然公園法で指定される富士山麓地域でも建物建設などの一部が規制されている。

問60、61 ハザードマップに関する質問

富士山はハザードマップが作成され、活火山と定義され、万一の噴火に備えた防災対策が準備されつつある。ハザードマップでは危険箇所が色で指定され、分かりやすく作成され地元自治体を通じて全家庭に配布された他、国や自治体のホームページでも公表されている。この地域に住む人は、万一に備えて避難経路や避難場所を確認し、観光業者など事業者は観光客など地域利用者の避難誘導方法などの確認も重要といえる。

富士吉田市役所には富士山との共生を図る「課」が設けられている。

次の質問につづく

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