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 2013年4月   富 士 の う ろ こ 雲

                  
撮りためている富士山の雲の写真からうろこ雲を紹介します
            過去に掲載したことがあるかもしれません。
            また学問的には違う雲かも知れません。ご了承を
>> 富士と雲(目次) 富士と笠雲  富士とつるし雲  富士とうろこ雲  富士と彩雲
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上の写真は2012年8月29日鳴沢村から撮影したものです。
たぶん代表的なうろこ雲だと思うのですが、調べれば調べるほど自信がなくなります。

葛飾北斎の代表作「凱風快晴」(ネットから)の雲は「いわし雲」だそうですが、調べてみると「うろこ雲」も「いわし雲」も巻積雲と呼ばれる雲で、上空5〜15kmに雲片が集まったもののようです。

まー富士みずほ通信は学問的探究よりか地域情報としてこんな雲がありました。そうですか。てな具合で読んでいただければありがたいので、よろしくお願いします。
上の写真は2012年10月14日鳴沢から撮影したものです。
最初のうろこ雲よりも雲が低空にあるような気がします。
「ひつじ雲」とか「まだら雲」と呼ばれている雲に「高積雲」と呼ばれる雲があって、こちらは上空2〜7kmで、うろこ雲のように雲片が集まっている雲だそうです。
この辺が悩ましいところです。
上の写真は2002年7月21日忍野村と山中湖の境あたりで撮影したものです。
この雲は「うろこ」より、「ひつじ」の群れに見えますね。
高度も低そうです。手を伸ばすと届きそうな高さです。実際はそんなに低くないと思いますが。
かなり昔なので記憶が定かでないのですが、雨上がりの湯気が消える途中で、こんな雲にめぐり合ったような気がします。
上の写真は2006年10月15日富士吉田市から撮影したものです。
「まだら雲」が似合いそうですが、どうでしょうか。
上の写真は2012年9月26日鳴沢村から撮影したものです。
富士山上空を全面に覆う「うろこ雲」の撮影は夕方山中湖方面からが最適です。
富士吉田市や河口湖、鳴沢村からは夕方右側に夕日が沈むので、夕焼け雲も右側に偏ってしまいます。
この写真も「うろこ雲」と呼ぶには雲が大きすぎますね。
「夕焼け雲」が適当ですね。
2009年4月22日忍野村内野で撮影した雲です。「うろこ」でもなく、「いわし」でもなく富士山にかかる回廊のような雲、それに棒状の「うろこ雲」が夕焼け雲になっています。後にも先にもこんな雲はこの時だけですが、水彩画のような不思議な雲でした。
2013年1月3日鳴沢からの撮影です。
この雲も低そうですね。「うろこ雲」と言うより「まだら雲」がお似合いでしょうか。
夕方の雲は、暗くなると気温の低下と同時に急速に消えてしまいます。
今年のこの雲が夜に向かってどうなったか、まったく覚えていません。

「うろこ雲」のページを作成するために過去10年ぐらいの写真を調べて気づいたのは「うろこ雲」が意外と少ないことでした。きれいな「うろこ雲」は貴重な富士の情景かもしれません。
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