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秋色みつけた・・・・・・・・富士北麓の細道2


鳴沢村に向かう国道は11℃と冷え冷えしています。雨がやむと富士山は白い帽子をかぶっていることでしょう。暑い夏から一気に初冬の気候です。
経済も政治も混乱していますが、天候の混乱も困ったものです。早く秋空を拝みたいものです。
さて、我が家の周辺には野鳥がたくさんいます。近所の家でひまわりの種を置いた縁先にたくさんのカラ類がやってきます。
スズメよりも小さなカラ類は愛らしいクルッとした瞳を輝かせて近くの小枝から餌場にパタパタパタとやってきては、一粒加えると戻っていきます。
なかには、どうした訳か近くにわざとらしく落とすやからもいます。
小さな身体の割には大きく見える顔を左右にブルブルと震わせてくわえた餌の種を砲丸投げのように飛ばします。
くわえた種が気に入らなかったのでしょうか。
また、新しい種にくちばしを出します。まるで、孫が御飯をいやになって、遊んでしまっている様子とダブって見えます。
ヤマガラがつついている間、シジュウカラは少し離れた小枝にちょこんととまり、ジーッとにらむように見ていますが、けっして間に割って入ろうとはしません。シジュウカラの方が少し大きいのに、控えめなんですね。
ヤマガラがいなくなるのを見計らって、シジュウカラが餌場にやってきました。
最初はチョコチョコと種をつついて、少しずつ大胆につつくようになり、やがて、ヤマガラと同じように、全力でつついて種をくわえるとサーッと元の小枝に戻って、さらに奥の林の中に入っていきました。カラ類は集団できます。ちょっと姿が見えなくなっても、すぐに上から、横から、下から羽音をたててやってきます。
まるで大きな鳥かごにでも囲われているかのようにたくさんのカラ類が飛び交います。
ヤマガラ、エナガ、コガラ、シジュウカラなどが混ざって飛んでいます。たまにゴジュウカラもいるようです。
天気が良くて、小さな鳥を眺めていると、世相の雑音が浄化されて気分も良くなります。
鳴沢の林の小道に入るとたくさんの鳥の声がします。餌付けでもしないと写真のように近くで簡単に見ることはできませんが、林の中から聞こえる野鳥の声を聞きなしながら、秋を楽しむのはいつでもできます。
鳴沢道の駅に車を止めて、ちょっと周囲に散策してみてください。
きっと、秋色の自然が楽しめると思います。
もちろん、美しい富士山の雄姿を間近で見ることもできますよ。(2008.9.27)
近くの小枝に止まり、サーッとやってくるヤマガラ
今回の野鳥を撮影した場所:我が家の周辺なので先月のサラシナショウマの撮影場所と同じです
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