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 2012年9月 運動会の季節に入りました

  
8月下旬の富士五湖高原の風景です
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なんとなく押したシャッターにトンボがたくさん写っていました。
秋ですねー(富士北陵高校近く8/29)
9月に入りました。
連続しているのに、9月の声を聞くとなんとなく秋だと感じるのも不思議な気がします。
確かに季節が変わったように、雲が多く、昨日までの暑さは和らいでいます。

8月下旬は快晴が続きました。
世間では酷暑が続いたようです。
ニュースでは、雨がなく、鳴沢のキャベツは大きなダメージを受けているとのことで、心配です。

ところで我が富士山は、毎朝、目を見張るような容姿を惜しげなく見せてくれました。午前8時頃になると恥ずかしいわけではないでしょうが、雲の衣装をまとってしまいます。
そんな訳で早朝は毎朝シャッターチャンスでした。
一度ぐらいはきちんと赤富士を撮影しておきたいとガソリン代を気にしながら、ここで撮らないとしばらく赤富士の撮影ができなくなると、自分で言い訳を考えて毎朝暗い時間から車を走らせました。
写真家の人は車で泊まるようですが、そこまでできないのでひたすら早起きです。


A 8/25早朝鳴沢は真っ暗でしたが、東の空が燃えるように真っ赤になりました。このタイミングで山中湖方面にいれば、すばらしい赤富士が撮れたかも知れません。車中泊したくなります。
実際には山中湖や忍野では、早朝モヤが立ちこめて富士山どころか湖面さえ見えない日が続きました。パノラマ台か北富士演習場ぐらい高い場所に行ってモヤから出ないと赤富士に出会えないのです。赤富士に出会うのも大変です。


B モヤは時として、幻想的な風景を見せてくれます。8/24早朝、山中湖から忍野に山越えの道を通りました。まだモヤが薄く残っています。そこに朝日が差し込んできました。
おとぎの国に迷い込んだようです。あわてて車から降りてシャッターを切りました。

8月から河口湖の勝山で和家具販売店員になりました。店が9時から夕方5時なので、早朝はフリー、7月はヤマトの宅急便バイトで早朝から仕事で、素晴らしい景色も泣く泣く素通りでしたが、今度は雲が湧いてから仕事なのでラッキーです。


C 朝モヤの中から現れる富士山も幻想的です。手を合わせて拝みたくなるほど神秘的な色合いです。全体にパステル調です。
モヤが明ける頃は帰らないといけない時間ですが、もう少し、もう少し、なんとなく待てばもっとすごい富士山に出会えそうでついついギリギリまでいてしまいます。
気が付けば、モヤは晴れ、いつもの夏富士が対岸にどっかと座っています。
今度はモヤの代わりに中腹に雲がポッポッと湧いてきます。
この雲は夕方まで増えるばかりです。さすがにこの雲が出るとお手上げです。ようやく踏ん切りがついて帰路につきます。


D キャベツと並びこの季節に店頭を飾るのはトウモロコシです。屋台の炭火で焼きたてのモロコシを食べると格別なおいしさなのはなぜでしょうか。
富士五湖高原はトウモロコシも特産の筆頭です。あちこちに背の高いモロコシ畑が広がります。
忍野村内野もその中の代表的な地域の一つです。モヤが切れる頃、朝日がモロコシ畑に当たります。黄金色の帯は稲穂より一足早く秋色を演出してくれます。


E 天気予報に雲マークや雨マークがちらほらしたのは月末でした。フッと富士山を見上げると、富士山にも傘マークです。
富士の傘雲は雨を呼ぶものと晴れを呼ぶものとがあるそうですが、この傘はあきらかに雨を呼ぶ傘です。雨がなく悲鳴を上げている富士五湖高原には恵みの雨です。
31日午後勝山ではお湿り程度に1時間ぐらい雨が降りました。ところが鳴沢の我が家では「雨降ったのー」、気が付かなかったのか降らなかったのか、孫たちは夕方からのサッカーに何事もなく出かけていきました。天気は下り坂ですが、まだまだ二雨も三雨も欲しい日が続いています。


F 夜のとばりが降りたころ東の空に輝く月は真ん丸でした、最近目が特に悪くなったせいで、満月か欠けているのか区別できないのが残念ですが、とにかく明るい月です。数日前の山中湖のライブカメラの記録では午前2時過ぎに月が富士山頂に沈んでいました。上空はうろこ雲が月光で白く広がっています。こんなシャッターチャンスは二度とないだろうと思うと、いてもたってもいられません。もう富士山シャッターチャンス中毒患者です。夜景の富士山を撮る場所も限定されます。近くでないと状況が変わってしまいます。
案の定、カメラを構えた時にはうろこ雲は消え去り、富士山の背には入道雲が月光に輝いていました。山小屋の灯りも9月中旬まででしょうか。手元ライトが無く、四苦八苦しながら撮影した月下の夏富士です。
A 素晴らしい朝焼けでした(鳴沢8/25早朝)
B 朝もやが晴れる頃、林に陽が差し込み射し込みました。
(山中8/24)
C 朝もやの晴れる頃の富士山はパステル色(山中8/24)
D モロコシも最盛期(忍野8/24)
E 8月下旬は暑い日が続き一雨欲しいところでした
久々に富士の傘雲に雨が期待されました(鳴沢8/29)
F あとわずかで山終い、イコモス調査登山の日
素晴らしい月下の富士でした(木立8/30)
↑頁トップへ        富士北麓−瑞穂通信=富士みずほ通信 http://www.fjsan.net