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 夏の風物詩、光の帯が山頂につながる
2011年、今年も本格的な夏到来。
夜富士山を見上げると、点々と明かりの帯が山頂めざしてつながります。登山道の山小屋の灯りです。
大震災後初めての夏です。
まだ、復興は始まったばかり、その上、福島の原発災害では新たな難題が次から次へと発生しています。
地震も収まりきっていません。
東北ならずとも今年の夏は大丈夫かと心配になってしまいます。

しかし、富士山は今年は残雪も少なく7月1日からフル稼働。ここ数日はうだるような暑さが続き、涼を求めて富士山に登るのにも最高のコンディションです。
なぜか早朝と深夜に富士山の雲がすっきりととれます。
早朝には連日赤富士がきれいです。
深夜には満月に近い明るい月灯りのもと、真っ黒な富士山がはっきりと見えます。そして、その黒い躯体を割るように煌々とした灯りの帯が山頂まで伸びています。

左の二枚は7月14日深夜、上が鳴沢村から、下が上吉田からのものだ。下のふもとの大きな建物は富士吉田市立病院とイチヤママート(スーパー)だ。
山小屋の灯りは山終いの後の9月初旬まで続く。
盛夏の夏山登山が無事に終わることを祈りたい。

我が家の子どもと孫は今年も17日に山頂を目指す。
孫たちは毎日新しい登山靴を履いて学校に行って慣らしていた。天気が崩れないことも期待したい。
山小屋の灯り山頂に伸びる(鳴沢)
登山道が富士の真ん中に光の帯となって伸びる(上吉田)
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