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      2011年元旦模様
                                                                
バックは元旦の日の出
2011年はすばらしい朝焼けの富士山でスタートできました。(写真左:富士吉田市)
東の空も雲ひとつなく、午前6時50分頃には紅富士の名にふさわしいピンクの山肌に染まりました。
午前9時すぎ、ややゆっくりの初詣ですが、上吉田の上浅間(北口本宮富士浅間神社)には大勢の参拝者が列を作っていました。
なんとなく元旦から空腹と言うのもおかしなことですが、杉並木に覆われた参道を歩いているうちに無性に甘酒が欲しくなり、見ると山門の手前に屋台がたくさん出ているのを見つけ、甘酒屋を探しました。参拝前にとりあえずおなかを暖めて、私も参詣の列に並びました。
例年はカメラを手に、列には並ばず、周りからパチパチ撮ってばかりでしたから、今年はちょっと心境の変化があったのでしょうか、なんとなく一般の参詣者と同じように拝殿までゆっくり歩きました。
それでも一般の人と違うのは列の中からカメラを頭上に掲げて参拝者の背中を写しているところでしょうか。
テレビで見る明治神宮など押すな押すなの参拝と違って、一列ずつ全員がゆっくりお参りするので、列もゆっくりゆっくりとしか進みません。
考えると今年は時間にゆとりがあったのかもしれません。
まさか、社会からそれ程必要とされなくなって、時間ばかりがゆとりになったなんてことはないでしょうが、ゆっくりした行列にもイライラしませんでした。
歳のせいかもしれませんね。

新年が受験時期と近いのか、昔も今も神頼みが多いのか分かりませんが、ずらーりと並んだ絵馬はほとんど合格祈願でした。
浅間神社もどこかの観光売店みたいですが、最後はお札の販売所です。
なんとも初々しい巫女姿の売り声を聞くと、つい財布の口を緩めてしまいそうです。
これは私がおじさんになった証なのでしょうか。
今年は富士山にこのはなさくや姫の画かれたお札や交通安全のステッカーを購入しました。

参拝が終わって車にもどると、空模様は激変していました。
青空は灰色の雲に取って代わられ、空全体がどんよりとしてしまいました。
まるで、雪でも降りそうな天気です。
ほんの30分程度の時間だったでしょうか、天気の変化の早さにびっくりです。
それでも、雲は富士山より上空でしたので、富士山はどんよりしてましたが良く見えていました。

元旦の昼は暴睡でした。
夕方気がつくと、空は薄暗く、とても富士山が見える様子ではありませんでしたが、いつもの鳴沢の撮影ポイントに着くとラッキーなことに富士山頂に杯を乗せたようなかさ雲が夕陽に橙色に輝いているではありませんか。
これは富士山からの新年のお年玉なんでしょうか。
無性にシャッターを切りました。
夕焼けは瞬間です。
富士山はすぐに白黒の世界へと変わってしまいました。

カレンダーがリセットされて、一日が始まりました。
私の気持ちも、生き方もリセットしてスタートしたいところですが、カレンダーのようにはいかないようです。昨日までの課題もそのまま、部屋の資料もそのままです。
せめて富士山関連の展示会を節目に、少しでもステップアップしたいと願いをこめました。
それと、今年が平穏で過ごせることがなによりです。皆様のご多幸をお祈りいたします。
本年もよろしくお願いします。
新年の紅富士
富士吉田市上吉田から(1/1)
列をなして初詣をする人々
富士吉田市の上浅間
ずらーりと並んだ絵馬
合格祈願が多かった
元旦に夕焼けに染まるかさ雲
鳴沢村から
■ ■ 新年の富士みずほ通信の展示会です。■ ■
興味がある方もない方もぜひ足をお運びいただければ幸いです。

富士の雪形を楽しもう展(2/1〜24富士河口湖町生涯学習館学習室1)
富士五湖写真歳時記展(2/23〜27am10:00-pm3:00富士吉田市イベントホール大津蔵)
↑頁トップへ        富士北麓−瑞穂通信=富士みずほ通信 http://www.fjsan.net