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  春遠からじ・・・富士北麓、梅、福寿草咲く
下吉田小室浅間神社境内で咲いた梅の花(2010年2月26日)
2010年2月は良く雪が降りました。
月の半分ぐらいが雪で、富士山を見ることがかないませんでした。月の中旬にみぞれではなく、雨氷と呼ばれる氷の雨が降ったときはおどろきました。傘をさしても、その傘を突き破ってくるのではないかと思えるような重たい氷がバラバラと降り注いでくるので、表に出るのが怖くなるほどでした。家にいても屋根に氷の当たる音がしました。
鳴沢は山の中だからと思っていたら、富士北麓の相当広い範囲で雨氷が降ったようで、翌日の新聞に「雨氷」の解説が載っていました。
2月28日早朝にかけてまた雪が降りましたが、日中には快晴になり、気持ちの良いほどに勢い良く融けて、主要な道路は乾いてしまいました。国道139号線勝山の温度計は午後6時3℃でした。
2月暖かい日は日中12℃を越えました。こんな暖かい気候に誘われて、早春の花が咲き始めました。
下浅間では上のように梅が咲き、鳴沢では民家の庭先の福寿草がキラキラと輝く黄色い花ビラを広げています。(写真左)
寒い白黒の世界はどこへ行ったかと思わせるほど変化の激しい2月も終わり、早くも3月に入ります。
2月11日〜12日にかけて降った雨氷は下のように枝を厚い氷で包み込んでしまった。そのため、自重にに絶えられなくなった樹木の倒壊が多数発生した。モノトーンの景色は墨絵のように美しかったが、樹木にとっては災難の雨氷だった。
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