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夏山シーズン到来、今年こそ山頂に行きたいですね
2005年7月最初の土曜日は薄曇の天気でしたが、一日中雨もなく、富士登山には最適でした。夕方には雲の間に青空も見え、右の写真のようにくっきりとした富士山を終日楽しめました。新潟や四国、九州で大雨があったせいで外出を控えた人が多かったのか、2日朝の吉田口登山道はまばらでした。それでも、下山途中の団体にすれ違うと、とたんに東京の雑踏に投げ込まれた雰囲気になります。違うのはみんなの姿と顔です。姿はスーツでなく登山着で、顔は少し疲れたようにみんな下を向き、黙々と下山してきます。この団体の先頭には具合が悪くなったと思われる人に付き添うように元気な案内人らしき人がいました。みんな私より年配の人のようで、女性が多いのは、東京の高尾山や富士急行線の三つ峠に向かう団体客と同じでした。私にはこんな団体の1人としての登山は無理だと思いながら、先を急ぎました。この日、山頂に向かう登山者の多くは外国人でした。カップルも多くいました。このまま、山頂にすぐつけそうな程、山頂方向はすぐ真上にせり出して見えましたが、そんな思いは、5分と歩かないうちに反省することになりました。足の筋肉が痛み出したのです。この日も山開き後の雰囲気を撮影する目的で、6合目から引き返したので問題なかったのですが、山頂に向かう前は、多少なりとも足腰を鍛えないと、とても山頂制覇は出来ないなーと、腰を下ろし、周囲のフジハタザオをしばらく撮影し、足の痛みが引くのを待ちました。
6合目から7合目に向かう登山者(7合目、8合目がすぐ上に見えるが・・)、6合目から見下ろす山中湖は手を伸ばすと届きそうですね。
5合目では観光客を迎える馬も準備OK(右の写真)、売店では富士山グッズが店先にまで並べられていました。金剛杖、富士山限定「こけももソフトクリーム」「もろこし」などなど。富士山郵便局、駐車場の整理員、警備の人など、これからドッと押し寄せるだろうあわただしさを待つしばしの静寂の朝にも、なんとなくざわめく声が聞こえてくるようでした。富士山は静かに着実に2005年の夏山シーズンに入っていました。

今年のスバルラインはマイカーの料金が少し下がって普通車で往復2000円となりました。マイカー規制は災害復旧工事のために7月27日〜8月31日までと長期間です。この間は北麓公園、スバルランドからシャトルバス(往復1600円、片道1280円)がでます。

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