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2006年元旦

今年もよろしくお願いいたします



富士北麓

瑞穂通信

昨年2005年は、私にとって激動の1年でした。
1月1日に母が他界し、2004年の義兄の他界に続いて大きな別離がありました。5月には長年勤めた会社を辞めざるをえなくなり、退職しました。
幸い、現在の会社に再就職でき、新年を迎えました。
娘が結婚し、孫が増えました。
色々なことがあった1年でした。

電車の事故で不本意に命を奪われたり、行きたくない戦場に赴き命を奪われたり、突然の暴力によって小学生が命を奪われる不条理の社会にあっては、甘受できる幸せな1年だったと言えるでしょう。

富士北麓地域でも、長年続いたイトーヨーカドー、24時間温泉の湯〜園、中川淳一美術館などが閉店、閉館しました。一方、新しい道路が開通し、新しいお店や施設ができました。
この様子を上空から見ると、きっとアメーバーの動く様(さま)のように見えるのではないでしょうか。それは大きな生命体に見えるのではないでしょうか。その中で、私や私と関わりを持つ人たちは誕生し、就職し、結婚し、出産し、やがて他界する営みを繰り返しているのでしょう。
(左:冬富士)
大きな生命体も、元は私たち1人1人です。1人1人が萎縮すれば、生命体も活気を失うでしょう。1人1人が元気を出せば生命体も大いに元気になるでしょう。2006年は私にとって再出発の年です。元気な年にしたいと願っています。
私をとりまく大きな生命体がどのような形になるのか、予想すら難しいのが現実です。中国との間では、戦前の緊迫した状態に似た事件がおきているようです。人と人とが殺しあう社会も残念ながら続いています。人は知恵を使い、自然と共生してこそ自分の生涯を満足できるものと感じています。自然の力は人の力をはるかに超えたものです。富士の姿を見ていると、そう感じずにはいられません。「人間よおごるなかれ」と叫んでいるような気がします。2006年、大きな生命体が自然の中で安らぐことが出来る1年にしたいものです。
(上左:冬の精進湖から子抱き富士、上右:朝日に浮かぶ富士)
(上左:厳冬の富士山頂を望む、上右:鳴沢村からの冬富士)
今年も富士山麓から「富士山」関連の情報を発信します。御期待下さい。
(富士吉田市制発足前の昭和22年撮影された航空写真がありました。現在空から見た富士吉田市の変遷として紹介する準備をしています。)