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10月本格的に秋ですね

秋の七草は9月が

本格的かも知れませんが

どんな草が七草か調べてみました。

最初は右の草?そうです。すすきですね。

「尾花」と呼ばれています。

昔、山上憶良が詠んだ詩に
「秋の七種」があります。

「秋の野に先たる花を指折り
かき藪ふれば七種の花
萩の花尾花葛花なでしこの花
女郎花また藤袴朝顔の花」

話には聞いていましたが、実際しみじみと
見たことはありませんでした。
そこで、今回この七草を観察しました。
「萩の花」は富士山麓にも良く見かけます。
「尾花」はどんな花かと思ったら「すすき」のことだそうです。
「葛花」はうちわのように大きな葉っぱのつるで、高速道路の側道などに見られます。
「なでしこの花」は北富士演習場などの草原に咲いています。
「藤袴」は富士北麓では見られないそうです。

「朝顔の花」って

キキョウのことだそうです。

知らなかったですね。

「萩の花」はちょっと山際の道端に

たくさん咲いていました。

「藤袴」と「女郎花」は撮れませんでした。

箱根湿生花園では実際の七草を見ることが出来ました。上の山上憶良のうたはそこに掲示されていたものの写しです。10月もあるかどうかは分かりませんが、興味ある方は問い合わせてみたら如何でしょうか。なお、各花の写真は富士北麓のものです。(ただし今年のものとは限りません)

葛の花も、気がついたときは

花を探せず写真が撮れませんでした。

中央高速の新宿と吉田の中間あたりのフェンスに咲いているのを見かけたのですが、降りるわけにもいかず残念でした。