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富士山山開き
茅の輪をくぐり、穢れを落として登山開始
富士北麓の北口本宮富士浅間神社では6月30日山開きを前に、茅の輪くぐりなどの神事が行われた。
茅で作った輪をくぐることによって、今までの世俗の汚れを清めて、神聖な富士山に登ろうとして行われる茅の輪くぐりだそうだが、現在はほとんどの登山者が五合目までバスで昇り、そこから登山するため、汚れたままの登山となっているのだろうか。富士山の神様も、多少困惑しているのかもしれない。
しかし、ちょっと前までは登山道の近くに空き缶などが散乱し、トイレも垂れ流していたことから比較すると五合目から上はきれいになった気がする。
あまりにきたない日本一の富士山では、世界から来て欲しくなくなるから、せめて気持ちよく登山して、気分一新、元気になって帰ってもらえる富士山であり続けて欲しいですね。
そのためには、五合目登山口の入り口に大きな茅の輪を設けて登山シーズン中ずーっと自然にくぐれるようにしたらどうかなんて、不謹慎なことを考えるのは、無神論者だからの発想でしょうか。

ところで、茅の輪くぐりなんて、今まであまり知らなかったのですが、ネットで調べてみると、日本中の神社で6月30日に「夏越の大祓」として行われている伝統行事なんですね。富士山だから行う神事ではないんですね。
結婚式は教会式で行い、葬式は仏式で行い、子供のお宮参りは神式で行う、どちらかと言うと良いとこ取りの日本人なので、この茅の輪くぐりで、富士山が少しでもきれいになるのだったら、本当に各登山道の入り口に茅の輪を設けても良いのではないでしょうか。

とまれ、今年も開山しました。なんとなく、雨が続いています。あまりに汚れが取れない富士山に、天の神が、汚れを落とそうと流している雨が降り続いているのでしょうか。
みんながゴミ袋を持参して富士山に向えば、汚れがなくなり、天の神も雨を流す必要がなくなり、快晴の富士山が現れるのでしょうか。

閉山まで2ヶ月、いつでもきれいな富士山であって欲しいものです。