3月9日、町より介護保険条例改正の提案があり、反対1、賛成14で可決しました。
この条例改正は、今年4月から、65歳以上の方の介護保険料を、基準額で、月額5,370円から5,720円に、年額では64,440円から68,640円に4,200円引き上げるものです。
年金も給料も下がるなかで、家計への二重、三重の打撃となるものであり、私は討論を行い反対しました。
条例改正の質疑で、健康増進課長より、保険料引き上げの理由の1つとして、介護給付費の増加が見込まれると答弁がありました。
私は討論のなかで、根本原因は、原則、介護費用の半分が公費負担(国・県・町)、半分が保険料という財源割合になっていることにあり、給付費が増えれば保険料も増え続けることになり、国に公費負担割合を増やすよう求めていくべきと指摘しました。
合併前の河口湖町の2003~2005年度の基準額は年額27,900円でした。18年前と比べて2.5倍の保険料額となっています。
2021年度介護保険特別会計予算の討論では増える保険料収入は4045万円であり、予備費約1億円、基金2億6717万円を活用すれば引き上げの必要がないことを指摘しました。
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