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こんにちは山下です

山下としおニュース263号
2019年11月3日



今号より、9月議会で私が行った一般質問の要旨をご紹介します。


一般質問①

高齢者へのタクシー代・バス定期券補助 同居家族の有無にかかわらず、
少なくとも75歳以上の方で、運転免許をお持ちでない方は対象に

答弁(福祉推進課長)

相談のなかで多かった「子どもと同居しているが日中は仕事でいない。買い物などに行けない」という方なども、新年度に向け対象になるよう見直す


質問

自動車運転免許をお持ちでない方への外出支援策として、今年4月から、75歳以上の方へのタクシー初乗り運賃補助(年24回)または路線バスのシルバー定期券1年用購入補助(17,520円)が始まっています。
高齢者の交通手段の確保のための支援になる制度ですが、現状では、74歳以下の同居家族がいらっしゃる方は、運転免許を所有している方がいない世帯であっても対象からはずれます。
また、同居家族が昼間は留守のことも多く、外出時にタクシーやバスを利用する場合もあります。
南アルプス市では、75歳以上のすべての方を対象として、タクシー代補助を行っています。
少なくとも、同居家族の有無にかかわらず、75歳以上の方で、運転免許をお持ちでない方は、タクシー代・バス定期券補助の対象にすべきです。


答弁(福祉推進課長)

高齢者外出支援事業の対象者として想定したのは1200人ほどで、そのうち、200人の申請を見込んで予算計上しました。
9月1日時点の申請者数は60人です。
今年4月以降、申請の相談があったなかで、対象とならなかった最も多い事例は、子どもと同居しているが、日中は仕事でいないため、買い物や病院に行けないという内容のものでした。
また、運転免許証を返納したので対象となるか、などの相談もありました。
新しく始めた事業で、申請人数が不透明だったため、補助対象をある程度限定し、町内に住所を有する75歳以上の方で、なおかつ高齢者のみ世帯の方としています。
しかし、これまでの申請状況や相談内容などをふまえると、早期により多くの方が利用できる使いやすい制度に改めていく必要があると感じています。
新年度に向けて、先程ご紹介した相談内容の方も補助対象となるよう、また、制度の乱用が生じないよう、運用を見直していく方向で検討しています。
そして今後も、常に町民のニーズに耳を傾け、必要に応じて再検討を行っていきます。


申請人数がゼロまたは少ない地区は、デマンド交通の検討を


質問

運用を見直していく方向という答弁を歓迎します。
この制度における、今年4月からいままでの申請人数を伺います。
タクシー代補助、バス定期券補助がそれぞれ何人で、地区別の人数はどうなっていますか。


答弁(福祉推進課長)

9月1日現在の申請人数は、タクシー代44人、バス定期券16人。
タクシー代の地区別は、船津・浅川28人、小立7人、大石1人、河口4人、勝山3人、足和田1人、上九一色0人です。
バス定期券の地区別は、船津・浅川3人、小立1人、大石1人、河口7人、勝山0人、足和田4人、上九一色0人です。


質問

旧上九一色村地域における申請人数が0人となっているなど、申請人数が少ない地区については、デマンド交通(事前に申し込みをし、自宅近くまで送迎する乗り合いタクシーやバスなど)の検討も必要です。
町民や交通事業者、町などによる協議会を立ち上げて、先進事例などに学び、検討してはいかがですか。


答弁(政策企画課長)

多額の費用が必要になることが予想されます。
まずは、質問の高齢者外出支援事業の状況や、県の動向を注視したいと思います。


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