日本共産党富士河口湖町町議会議員山下としおホームページ

ホーム

プロフィール

週刊富士河口湖

投書箱

リンク

しんぶん赤旗申込

こんにちは山下です

山下としおニュース238号
2018年11月18日



前号に引き続き、9月議会で私が行った一般質問の要旨をご紹介します。


一般質問③

船津・小立・勝山地区の水道料金引き上げ案は見直しを
特に冬場に家計を圧迫する21~100立法メーターの超過料金は据え置きを


答弁(水道課長)

維持管理に多額の費用がかかるため、据え置きは困難


質問

来年度から、上水道(船津・小立・勝山地区)の水道料金を改定する案が、町より示されています。
町の資料では、基本料金、ならびに使用水量21立方メートル以上に課される超過料金ともに引き上げる案となっています。
具体的な金額としては、口径13mmの場合、年間平均使用水量33?で計算して、現行料金1494円から1820円に(21・8%)引き上げ、口径20mmの場合、年間平均使用水量52?で計算して、現行料金2796円から3500円に(25.2%)引き上げとなっています。
この数値は、年間の平均値です。凍結防止のため、水を出しておく場合がある冬期は、現状でも超過料金が多額になることがありますが、その金額がさらに膨らむことになります。
この引き上げ案は、少ない年金でやりくりしている高齢者世帯、いまでも生活費を切り詰めることを余儀なくされているひとり親世帯など、町民のみなさんのくらしに大きな打撃となるもので、見直すべきです。
少なくとも、21~100立法メーターの超過料金は、現行の48円に据え置くべきではないでしょうか。


答弁(水道課長)

改定案の金額は、冬の使用量も含んで平均した数字です。
21~100立法メーターの超過料金の据え置きは、今後も維持管理に多額の費用がかかるため、困難です。
しかし、改定案では、一般家庭の多くは13mmと20mmの口径であり、上げ幅が大きくならないように調整しました。
国の監査では、受益者負担である水道料金を適正な価格にするよう、つまり、引き上げるよう説明を受けました。
改定案を実施した場合でも、富士北麓地域においては、忍野村とともに、最低水準ですので、ご理解をお願いします。

質問

平均値からは、冬場に金額が膨らむことの負担感がわかりにくいのです。
21~100立法メーターの超過料金の引き上げは、とりわけ冬場に、家計を圧迫することになります。
町民のみなさんのくらしを第一に考えるべきです。
仮に、21~100立法メーターの超過料金を、改定案の60円に引き上げずに48円に据え置いたならば、1691万円の収入が確保できないことになります。
しかし、今回の改定案は、2027年度に、内部留保資金を約1億5000万円確保する前提で計算されています。
さらに、町が策定した「富士河口湖町水道事業経営戦略」では、2017年度水道事業会計の当年度の純利益は6595万円の赤字と推計されていますが、決算では808万円の黒字でした。
過去2回の値上げで、想定以上に水道会計は改善しています。
48円据え置きは可能です。


答弁(水道課長)

2016年度の値上げで、水道事業会計は、ようやく黒字に転じましたが、その額は少額です。
また、現在の内部留保資金は8800万円ですが、水道は、突発的なことが様々に起こるので、それでは足りません。
水道管の耐震化なども、いままでよりペースを上げていく計画なので、48円据え置きは困難です。

なお、上水道の管路の耐震化は、重要管路だけでも3割程度しか進んでいませんが、今回、料金改定をしたとしても、年間0.5%しか進まない計画です。水道管の耐震化の財源をどう確保するかの提案は、別の機会にご紹介したいと思います。



∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞
消費税増税の中止を求める請願署名にご協力ください お問い合わせは山下(090-2194-4521)まで

∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞


1人で悩まずご相談ください

一人で悩まずご相談下さい

雇用、中小企業の資金繰り、医療・福祉の困りごと、生活保護、教育、子育て支援、農業など…1人で悩まず、ご相談ください。
連絡先は次のとおりです。
山下利夫 TEL・FAX 0555-72-3574

メールアドレスメールアドレス
上記アドレスは画像で表示していますので、お手数ですがお手持ちのメールソフトに打ち込んでください