山下としおニュース229号
2018年8月5日

船津小学校の建て替えの進捗と今後の計画をご紹介します

船津小学校の建て替えについては、不要な土地の購入などの問題点を、議会内外で追及してきました.
一方で、原因不明の雨漏りなど、老朽化が著しい校舎、狭いグラウンドの解消などの問題解決も求められています。
そこで、今号では、船津小学校の建て替えの進捗と今後の計画について、ご紹介したいと思います。

【建て替えの概要】

2015年に設置された船津小学校建設検討委員会での検討の結果、現在の場所への建て替えが決定しています。
その際、北側に学校用地を拡幅し、現在の北校舎、南校舎などを１つにまとめることで、グラウンドを広く確保することになっています。
なお、下記に、建て替え後の配置図を掲載しました。

【工事スケジュール予定】

(変更の場合あり)

2018年
３月～　北側用地(駐車場)第１期造成
３月～　西側に仮設校舎建設
夏休み　北校舎等から仮設校舎への引っ越し
７月～　北校舎・東校舎・船津地区公民館解体

2019年
１月～　新校舎建設
12月～　北側用地(駐車場)第２期造成

2020年
３月　　新校舎完成
春休み　仮設・南校舎から新校舎へ引っ越し
４月～　南校舎・給食棟解体、仮設校舎の撤去
８月～　外構工事など

2021年
３月　すべての工事が完了

【予算概要】

町学校教育課によれば、船津小学校建て替えに関わるすべての費用の試算額は３４億円です。そのうち、2018年度当初予算では、新校舎建設の一部、北校舎解体などの費用として、４億9048万円が計上されています。 財源は、国庫補助金、合併特例事業債、船津財産区補助、町債などが見込まれています。 【放課後児童クラブ】 2017年２月の検討委員会から、私も検討委員のメンバーとなり、様々な意見を発言してきました。
その１つが放課後児童クラブのスペース確保についてです。
いままで船津地区公民館で行っていた船津地区の放課後児童クラブは、新たに、新校舎の西側に部屋が設置されることになります。
３つに分かれている船津の児童クラブですが、当初の設計図では、部屋が２つしか確保されていませんでした。
放課後児童クラブの職員にも話を伺い、「３つの部屋の確保が必要」と意見を述べ、その通りに改善されました。

【周辺道路や歩道の拡幅など】

学校の周辺道路の拡幅についての要望もその都度、町学校教育課に伝えてきました。
観光客の通行が増えている北側の歩道、そして、南側の道路が拡幅されることになりました。
また、体育館の南側で行われている御神木の場所確保についても求め、基本的にはいままで通り場所が確保されることになりました。

【学校、保護者、地域の声を聞いて】

この間、町が行ってきた大規模工事では、工事完成後に、使い勝手の悪い場所が発覚することが度々ありました。
そのようなことのないよう、学校はもちろん、保護者、地域住民に繰り返し説明し、みなさんの声を聞きながら、設計や工事を進めるよう、求めてきました。
今後も、みなさんのご意見やご要望を、町や教育委員会などに伝えていきますので、お気軽に声をお寄せください。

上の図だけを下に大きくしました。

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