山下としおニュース224号
2018年6月24日

３月議会で決まった予算や条例の一部をご紹介します

３月議会で決まった２０１８年度予算や条例について、みなさんにまだご報告できていない内容があります。
遅くなりましたが、今号にて、簡潔にご報告させていただきます。

小立の放課後児童クラブを増設

登録児童が増え８０人以上となるなかで、職員はわずか２人で、スペースも狭い状況であった小立の放課後児童クラブ(小立こども館)。
増設と職員増員の要望はつよく、私も繰り返し議会などで求めてきました。
３月議会において、小立小学校の北校舎を活用して小立第２こども館を新設する条例案を可決し、さらに職員を２人増員する予算が決まりました。
スペースも広くなり、子どもたちはいままで以上に、いきいきと過ごすことができるようになりました。
条例案の質疑のなかで、いままでのこども館と新設した第２こども館に、どのように子どもたちが分かれることになるのか質問。
子育て支援課長の答弁では、１年生が学校に近い第２こども館で過ごし、２、３年生がいままでのこども館(町民福祉館ふじやまのそば)で過ごすとの答弁がありました。

就学援助の新入学準備金が入学前支給に

経済的に困難な家庭の児童に、学用品費や給食費、修学旅行費などを支給する就学援助制度。
いままでは、就学援助の支給は、９月と３月の年２回でしたが、３月、７月、９月、１２月の年４回に増えました。
さらに、いままで入学後の９月に支給されていた新入学準備金(新入学児童学用品費)が、入学前の３月に支給されるようになり、さらにその金額が倍(小学校は２万４７０円から４万６００円に、中学校は２万３５５０円から４万７４００円に)になりました。
私も、いままで議会などで、新入学準備金の入学前支給について検討を求めてきました。実現し、うれしく思います。

消防団員の報酬を引き上げ

3月議会で条例改正案を可決し、新年度より、町消防団員の報酬が引き上げられました。
一般団員の場合、年額3,000円から10,000円に引き上げられました。
この10,000円という金額は、ほぼ山梨県平均に匹敵するものですが、全国平均3万４７３円(H２９)より大きく低いものです。
私は、条例案の質疑のなかで、さらなる引き上げの検討を求めました。

町道２４路線、４０か所の舗装修繕・雨水対策工事などが予算化

3月議会で決まった一般会計当初予算に、町道24路線、40か所の舗装修繕・雨水対策工事などの予算約2億円が盛り込まれています。
この間、町民のみなさんから寄せられ、町に対応を求めていた生活道路の補修や雨水対策などの要望の一部も、そのなかに含まれています。
早急に改善がすすむよう、町に求めていきます。

右図：補修されることが決まった町道

そのほか新しく決まったこと

・私立幼稚園に通う家庭への補助金増額
・保育所の週１回のパン給食を町が提供
・土曜保育の給食を実施　
・町史編さん基本計画策定の予算２５万円

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