山下としおニュース223号
2018年6月17日

国保税の税率が下がりました！

６月議会で、条例改正を全員一致で承認　町民の声が町政動かす

６月定例議会の初日の５日、富士河口湖町国民健康保険税条例の一部改正についての専決処分が、町より報告され、全員一致で承認しました。
この条例改正には、おもに次の３つの内容があります。
１つ目は、国保税の税率の引き下げ(詳細は、下記の表をごらんください)、２つ目は、国保税の基礎課税限度額を５４万円から５８万円に引き上げ、３つ目は、国保税の低所得者軽減のうち、２割軽減と５割軽減の対象拡充です。
２つ目の基礎課税限度額の引き上げは、負担増となるもので、問題があります。
また、１つ目については、４０～６４歳の方を対象とした介護納付金課税額(介護保険の財源)が引き上げとなることは残念ですが、それ以外の税率はすべて引き下げとなり、金額にすれば、３月議会の一般質問で確認したように、１人あたり平均１万４３０円の引き下げとなるものです。
１人あたりの国保税額が、県内で１、２番を争う高さだった富士河口湖町において、税率の引き下げが行われたことは、大きな前進です。
「国保税が高くて払えない」―町民のみなさんの切実な声が町政を動かしたものです。
また、私自身、議員にならせていただき８年半になりますが、ほとんどの議会で国保税の問題を取り上げ、引き下げを求めてきました。
さらなる国保税の引き下げ、減免の拡充を求めて、これからもみなさんとともにがんばりたいと思います。

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