日本共産党富士河口湖町町議会議員山下としおホームページ

ホーム

プロフィール

週刊富士河口湖

投書箱

リンク

しんぶん赤旗申込

こんにちは山下です

山下としおニュース217号
2018年4月22日



前号に引き続き、3月議会で私が行った一般質問の要旨をご紹介していきます。


一般質問③

 

学習応援教室に、学生ボランティアの協力を


答弁(学校教育課長)

山梨大学の学生ボランティアに支援していただく


質問

山梨県が昨年実施した「子どもの生活アンケート」では、10人に1人の子どもが相対的に貧困状態にあるという結果でした。
そして、子どもたちの支援策として最も回答が多かったのが「学習支援」でした。
富士河口湖町では、一昨年から教員OBや町単教諭の方が中心となり、夏休み(一部、冬休みも)の子どもの学習応援教室が実施されています。
これは、希望する子どもは誰でも参加でき、1人ひとりの自主学習のお手伝いをするというものです。
いくつかの学校に伺いましたが、子どもたちは、夏休みの課題などに一生懸命取り組んでいました。
「夏休みの生活のリズムを整えることができる」「計画的に宿題に取り組める」など、保護者のみなさんにも大変喜ばれているとのことでした。
この取り組みは、学習支援という目的にとどまらず、長期休暇における子どもたちの居場所づくりという点でも大変意義がある取り組みだと思います。
しかし一方で、特に比較的規模の大きい学校においては、ボランティアの教員OBや町単教諭の方が、丸つけなどで忙しいなどの状況も見受けられました。
1人ひとりの子どもたちの居場所としてより充実させていくために、学生ボランティアなどを募集して、この学習応援教室のお手伝いをしていただいてはいかがでしょうか。


答弁(学校教育課長)

社会とのつながりや支え合いの希薄化、経済格差は、子どもの学習環境に影響を与え、教育格差となっています。
町教育委員会では、子どもの将来が、生まれ育った環境に左右されないよう、学習環境を整えるために、2016年度から教員OBや町採用教諭が協力して、夏休み学習応援教室を実施しています。
会場は小学校の教室を活用して、一日3時間、8小学校で4~6回実施しました。
参加者は2016年度265人、2017年度408人でした。
2018年1月に、町と山梨大学との包括的連携協定を提携しました。
今後は、山梨大学教育学部の学生ボランティアに、学習応援教室を支援していただくことになっています。


質問

民間で子どもの学習支援を実施したいときに、受けられる補助や支援はありますか。


答弁(学校教育課長)

NPO法人やボランティアなどによる自主的な活動も必要と認識しています。
県や国の支援があるという情報もありますが、今後、情報提供や相談をさせていただきたいと思います。


子ども食堂始まる 町の支援は


質問

子どもたちの居場所づくり、また、高齢者なども含めた交流の場として、町内でも、子ども食堂を実施する動きが出てきています。
私も少し伺いましたが、子どもと訪れた保護者は「こんなに楽しくごはんを食べたことはなかった」とおっしゃっていました。
しかし、場所の確保や資金面、支援が必要な方への周知など、課題も少なくありません。
町として、子ども食堂の取り組みをどのように考え、支援していますか。


答弁(子育て支援課長)

町内のNPO法人による子ども食堂の自主的な取り組みが始まったことは大変うれしく、感謝申し上げます。
私も伺いましたが、幼児から高齢者まで、多くの方が和気あいあいと過ごされていました。
町としては、町民にご協力いただいたお米を届けるなど、側面的な支援を行っています。
子ども食堂は、食事をしっかりとることにより学習への意欲を生み、ゆったりとした時間を過ごせるなどの効果が期待できますが、不特定多数の方が来られるため、貧困対策と位置づけることは難しい面もあります。


∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞

1人で悩まずご相談ください

一人で悩まずご相談下さい

雇用、中小企業の資金繰り、医療・福祉の困りごと、生活保護、教育、子育て支援、農業など…1人で悩まず、ご相談ください。
連絡先は次のとおりです。
山下利夫 TEL・FAX 0555-72-3574

メールアドレスメールアドレス
上記アドレスは画像で表示していますので、お手数ですがお手持ちのメールソフトに打ち込んでください