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こんにちは山下です

山下としおニュース215号
2018年4月8日



今号より、3月議会で私が行った一般質問の要旨をご紹介していきます。


一般質問①

保育所入所希望者の状況の正確な把握を


答弁(子育て支援課長)

国の基準で公表 どこで線を引くか難しい


質問


2017年度、当町では、町立保育所の待機児童として公表されている人数は、ゼロとなっていますが、3歳未満児においては、希望する保育所に入れない、保護者が求職活動中の児童が保育所に入れない、などの場合があります。
さらには、未満児の受け入れが可能だった保育所でも、保育士不足などにより、受け入れが難しくなっているなどの話も聞きます。
こうした状況のなかで、担当課職員や保育所職員が、状況を把握し、保護者の声も聞くなかで、優先順位をつけて対応していると思います。
また一方で、町として、嘱託・臨時保育士の待遇改善などを行っていますが、さらなる対策が必要になってきています。
どのような対策が必要かを考えていくためにはまず、保育所入所希望者の状況を、より正確に把握していく必要があります。
そのために、保護者が育児休業中の児童、保護者が求職活動中の児童、また、希望する保育所に入れない児童などについて、待機児童に含めていくことが必要だと考えます。
当町における保育所の入所希望者の状況や対応と合わせて町の考えを伺います。


答弁(子育て支援課長)


町立8保育所の入所人数は、4月1日現在で、2015年は666人、2016年は704人、2017年は773人、2018年3月6日現在で802人と著しく増加しています。
これは、保護者の就労状況の変化、国や県の保育料無償化事業などの影響と思われます。
今年3月6日現在の入所希望者の状況と対応についてお答えします。
まず、育休明けで入所申請された家庭の児童は41人で、そのすべての方に育休の延長が可能か勤務先に相談していただけないか、お願いしました。
その結果、5人の方が、3か月から1年の育休延長となりました。
それ以外の36人のうち5人の方の入所は保留となっています。
また、求職活動中の家庭の入所申請は11人で、そのすべての方が入所保留です。
そのほかに、16人の児童が入所保留となっています。
そして、第1希望の保育所に入所できない児童は18人です。そのうち第2希望に入所する児童は14人、第2希望に入所せずキャンセルした方が4人となっています。
3月中旬の2次選考により、入所保留となっている方が1人でも多く入所できるよう、保育士の確保を進め、対応していきます。


質問


第2次選考により、1人でも多くの児童が入所できるようにご尽力を望みます。
しかし、現状では、保育士の人数が足りない、また、保育所によっては必要な施設が十分確保されていないなかで、保育士や関係者のご尽力により受け入れがされています。
保育環境の充実、改善を抜本的に検討する必要があります。
そのことを考えていくためにも、いま答弁された、育休明け、求職中、希望の保育所に入所できない児童は待機児童として公表していくべきではありませんか。
国は、新年度より、育休明けの方で復職の意思が確認できる方については、待機児童に含めるよう方針を出しています。


答弁(子育て支援課長)


待機児童数については、国の基準にもとづき、町として県に報告し、県により公表されています。
国の基準とは、就労中、または定期的に求職活動を行っていて、保育の必要性が認められる方で、自宅から通所時間30分以内のどの保育所にも入所できない方となっています。
質問にあるいわゆる「隠れ待機児童」の公表については、どこで線を引くか難しく、検討課題とさせていただきます。
* * * * * * *
答弁の数字は、2018年3月6日現在のものです。
なお、4月1日現在では、入所保留の方のうち5人の方は、民間の小規模認可保育所に入所し、6人の方は、求職活動をしていないなどの理由で不承諾となったそうです。


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