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こんにちは山下です

山下としおニュース207号
2017年12月31日



前号に引き続き、12月議会で行った一般質問の要旨をご紹介します。


一般質問⑤

富士山防災広域避難訓練の内容や教訓の周知を


答弁(地域防災課長)

訓練の検証をすすめ、その教訓を周知していく


質問

今年8月、富士山災害を想定した広域避難訓練が、この富士河口湖町でも行われました。
町役場を出発し、車で笛吹市に避難するなどの内容でしたが、渋滞発生などの課題が浮き彫りになったと思います。
今回の訓練に参加した方は、高尾町、高尾南、南台1丁目、2丁目自治会など一部の方です。
ぜひ、参加していない町民のみなさんに、その内容や教訓について周知し、各地区や自治会、個人などでも、富士山災害発生時の避難方法や備えなどを考えていくことが求められています。
今後、富士山災害時の広域避難場所などの周知を行っていく予定だと思います。
それらと合わせて、今年の訓練内容や教訓についても、町民のみなさんに周知していくことが大切だと考えますが、いかがですか。


答弁(地域防災課長)

昨年8月の広域避難訓練は、富士北麓の市町村、都留市、身延町で組織する富士山火山防災協議会で、訓練の内容を検討して実施した訓練です。
富士山噴火を想定した訓練を同じ日に実施したことは、有意義だったと考えています。
当町では、合わせて、災害警戒本部設置訓練、観光業者への情報伝達訓練、健康科学大学と連携した介護老人保健施設において停電を想定した避難訓練も実施し、総合的な訓練となりました。
今後も、訓練の検証をすすめるなかで、次年度の訓練も検討していきます。
訓練の内容や教訓などを町民のみなさんに周知していきます。


質問

広域訓練をやってみて、具体的にどのような課題が明らかになり、どのような議論が行われていますか。


答弁(地域防災課長)

訓練後、富士山火山防災協議会で、反省会を行い、訓練の結果について各市町村から報告があり、次年度以降の訓練についても検討を行いました。
このなかで、県からは、渋滞を起こさない避難方法を検討すべきとのアドバイスがありました。
道路状況などはその都度変化していくため、次年度は、図上訓練として実施し、警察や消防などの関係機関も含めた訓練にしていく方向性が検討されました。
数千人を一度に避難させる具体的な方法の検討、実施時期の検討など、難しい課題もありますが、協議会を通して、次年度の計画を検討していきます。


広域避難の場合の避難場所は


質問

町民のみなさんに、議論した内容を十分に周知していただきたいと思います。
また、2016年12月議会での私の一般質問に、当時の総務課長が、広域避難の場合の避難場所の周知を行う旨の答弁がありましたが、進捗はどうなっていますか。


答弁(地域防災課長)

町では、2016年3月に、富士河口湖町富士山広域避難計画を整備し、そのなかに、自治会ごとの避難場所・施設を示しています。
溶岩流などの影響想定範囲と避難対象エリアというもので、17のラインを想定してあり、そのラインにより避難する自治会も想定しています。
このような情報を町民のみなさんに周知するために、どのルートでどこに避難するのか、など、具体的な内容を、各家庭に保存版として配布していきます。
また、避難ルート上の渋滞、避難される方の混乱を予防するために、一時避難所を経由することの周知、避難先の個別状況の再確認をすすめていきます。


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