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こんにちは山下です

山下としおニュース205号
2017年12月17日



今号より、12月議会で行った一般質問の要旨をご紹介します。

一般質問①

2億2234万円の余剰金を使って介護保険料の軽減を


答弁(健康増進課長)

余剰金の一部を使って、来年度見込まれる介護保険料上昇を抑制する方向で、次期介護保険事業計画にはかりたい


質問

「年金生活者ですが、年々年金が減少していて、年金支給だけでは生活が成り立ちません」「国保税や介護保険料が高すぎる。
手元に残る年金は少ない」などの声は切実です。
当町の65歳以上の方の介護保険料は、3年ごとの見直しのたびに、上がり続けています。
当町の介護保険料(基準額)は、2003年4月から27,900円(河口湖町)に、2006年4月から41,880円に、2009年4月から45,960円に、2012年4月から55,992円に、そして2015年4月から66,768円となり、現在に至っています。
実に14年前の金額から38,868円増え、2.4倍もの金額になっています。
65歳以上の方の介護保険料は、年金収入が年間18万円以上の方は年金から天引きとなります。
実質的に、この14年間で年金額が38,868円も減ったことになります。
これでは、生活が苦しくなるのは当たり前です。
介護保険料の軽減が必要です。
2016年度の決算では、富士河口湖町介護保険特別会計は、歳入が19億8241万9997円、歳出は17億6007万3117円となっており、2億2234万6880円の黒字です。
当町の第1号被保険者(65歳以上の方)は、約6000人です。この余剰金を充てるだけでも、介護保険料の軽減は可能ではないでしょうか。


答弁(健康増進課長)


現在、2018年度から2020年度までの第7期介護保険事業計画を策定委員会において検討中です。
その間の65歳以上の方の介護保険料は、現時点では、1か月あたり200~300円程度増額する見込みですが、いま、被保険者への過重な負担を回避することを念頭に、推計を行っています。
質問の余剰金は、基金への積み立てを行い、一部基金を取り崩すことにより、介護保険料の上昇を抑制する方向で、策定委員会にはかりたいと考えています。


町民のみなさんの負担軽減に向け、前向きで重要な答弁


65歳以上の介護保険料は、質問にある通り、介護保険制度がはじまった2000年から、3年ごとの見直しのたびに、引き上げられてきました。
その負担軽減が切実に求められています。
今回の質問に対する「余剰金を基金に積み立て、その一部を取り崩すことにより、介護保険料の上昇を抑制する方向で、第7期介護保険事業計画策定委員会にはかる」との趣旨の答弁は、とても前向きで重要な答弁で、一歩前進と言えるものです。
今後も、町民のみなさんの負担を少しでも減らしていくため、がんばっていきます。


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