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こんにちは山下です

山下としおニュース198号
2017年8月13日



前号に引き続き、6月議会で私が行った一般質問の要旨をご紹介します。


一般質問④

町長・議員6人参加の昨年7月のスイス・ツェルマット訪問
6日間で1人57万円の旅費は高額ではないか

答弁(政策企画課長)

公式訪問であり、特別に高額ではない


質問

昨年7月21日から26日まで、4泊6日の日程で、スイス・ツェルマットへの訪問が行われました。
この事業は、町長より議員全員への参加がよびかけられ、町長、議員6人など計11人が参加しました。
この事業には、560万円の補助が一般会計より支出されました。
その財源にはふるさと寄附金が活用されています。
公費を使った事業であり、その事業内容が問われるとともに、経費を抑える努力が求められます。
事業内容については、昨年12月議会の一般質問で質問したように、観光地の見学や会食などが中心で、観光旅行というべき内容です。
経費を抑える努力はどうでしょうか。
この訪問の旅費は、4泊6日で1人あたり57万8,000円です。
一般的なツアーであれば、繁忙期でも35万円前後で旅行ができます。
例えばK社の7月20日出発、8日間のツアーですと37万円です。
H社の7月25日出発、7日間のツアーだと30万円です。
6日間で57万8,000円というのはこれらのツアーと比べればかなり高額です。
なぜこのような高額になったのか伺います。


答弁(政策企画課長)

この訪問旅程は、町の依頼にもとづいて、旅行代理店が、公式訪問の内容を計画した「受注型」と言われるものであり、パンフレットなどで参加者を募集して実施する「募集型」とは違い、一般的にどうしても割高になるとのことでした。
このツェルマットへの訪問は、2015年11月15日に友好都市の調印式にお越しいただいた返礼として実施されました。
そうした公式的な訪問として実施されたことからも、特別に高額であったとは考えていません。
今後も事業を行うときには、経費を抑えながら十分な成果が得られるように実施します。


1人あたり宿泊費は1泊いくらだったのか

質問

とても納得できる答弁ではありません。
具体的に伺います。「ご旅行代金見積書」によれば、宿泊費の欄に「行程表明記のホテルまたは同等クラス使用」とありますが、行程表には宿泊ホテル名は記載されていません。
57万円のツアーであれば、宿泊はそれなりの価格のホテルになります。
1人あたりの宿泊費は、それぞれ1泊いくらだったのか伺います。


4泊合計で1人あたり12万8,900円

答弁(政策企画課長)

ツェルマット友好都市との交流事業にかかわる宿泊費合計金額は、1人あたり12万8,900円と、旅行代理店からの報告を受けています。

1泊約3万円 補助金を町に返還すべき

質問

1泊それぞれと伺ったのですが、4泊合計で12万8,900円という答弁でした。
これを単純に4で割れば1泊約3万2,200円になります。
ツェルマットのホテルを調べてみれば、1泊1万円台のホテルも多くあります。
公費を使った訪問で、これだけの高額なホテルに泊まるのは適切ではありません。
それに加えて「ご旅行代金見積書」には、宿泊ホテルは「1人1室利用」とあります。その場合、1人数万円の追加料金がかかるのが一般的です。
1泊約3万円のホテルに1人1室で宿泊する豪華旅行ではありませんか。
これだけでも、この訪問は、公費を使った事業としてふさわしくないことは明らかです。
町長に伺いますが、受け取った補助金は、町に返還すべきではありませんか。


正当な訪問であり、返還は考えていない

答弁(町長)

この訪問は、あくまでも返礼という形で実施しています。
まさしく、私、また参加した各議員においては、その職務上、正当な訪問だったと考えていますので、補助金の返還は、考えていません。


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