山下としおニュース197号
2017年7月30日

前号に引き続き、６月議会で私が行った一般質問の要旨をご紹介します。

一般質問③

富士ヶ嶺地区・旧Ａコープそばの公衆トイレを１年通して使えるように

答弁(農林課長)

ＪＡクレインで旧Ａコープの活用を検討中
店舗内トイレの利用と公衆トイレの維持管理を要望していく

質問

富士ヶ嶺地区の旧Ａコープそばにある公衆トイレは、お店などが少ない地域のなかで、また、公共施設は夜間や休日は利用できないなかで、富士ヶ嶺地区を訪れる方にとって重要な役割を果たしています。
しかし、このトイレは凍結防止のため１２月から３月まで使用ができません。
２０１２年６月議会の一般質問で、当時の都市整備課長は、このトイレの年間開放について「利便性、効率性を考慮して、再度検討する」と答弁しました。
そこで質問です。観光立町を推進する当町として、訪れる方の利便性を図るために、１年通してトイレの使用ができるようにすべきではないかと考えますが、いかがですか。

答弁(都市整備課長)

富士ヶ嶺を訪れる方々にとって、年間開放されていることが望ましいと思います。
しかし、冬季の暖房費や維持管理費上問題があり、このトイレは旧上九一色村時代から、１２月から３月まで閉鎖し、現在も同様に管理しています。
凍結防止工事など、水回りの工事やトイレ内の暖房設備工事などを実施してからでないと、年間の使用ができないのが現状です。
また、観光客からのトイレの使用についての要望などは、都市整備課には寄せられていないのが現状です。

質問

地元の方によれば、トイレの閉鎖時に、汚れた下着がトイレの前に捨ててあったこともあると聞きます。
また、お正月など、富士山の写真を撮影する方が富士ヶ嶺にも訪れますが、休日は公共施設が閉まっており、また、コンビニなどがないこの地区において、公衆トイレが閉鎖されているのは大変不便です。
少なくとも休日のトイレ開放ができないでしょうか。

答弁(都市整備課長)

休日のみの開放でも、人的、財政的に難しいのが現状です。
今年１０月よりトイレ内に、利用期間および道の駅などへの誘導案内を掲示し、町のインターネットなどでも周知を図っていきます。
また、旧Ａコープの活用について、ＪＡクレインで検討に入っており、本年度内にも具体的な計画が出ると聞いています。
その際には、店舗内のトイレの利用と、町の管理している公衆トイレの維持管理を要望していきたいと思っています。

傷んだ公衆トイレの改修をすみやかに

質問

冬場も利用できるように、ご尽力を。
当町の公衆トイレを見ると、かなり傷んでいて改修が必要な場所が見受けられます。
たとえば、畳岩の公衆トイレは、近年、海外からの観光客も含め、大変多くの方が使用されるトイレですが、痛みがひどい状況となっています。
公衆トイレの改修をできるだけ速やかに実施してください。

答弁(観光課長)

現在、観光課が管理する公衆トイレは、湖畔を中心に、三つ峠などの山岳トイレも含めて、町内に１７か所あります。
近年、便器の洋式化を含めて、修繕や改修を順次実施していますが、なかなか行き届かない部分もあります。
しかし、全面改修や再建築は、財政的に困難です。
予算の範囲内で、今後も計画的に修繕や改修を進めるとともに、できるだけ清潔感の保持が保てるよう、清掃を行っていきます。

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