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こんにちは山下です

山下としおニュース195号
2017年7月16日



町議会議員の定数削減が決定
3つの理由を述べ反対しました

3月議会で議員発議された「富士河口湖町議会の議員の定数を定める条例」の一部改正についてご紹介します。
この条例改正は、富士河口湖町議会の議員定数を18から16に削減するもので、今年行われる町議会議員選挙から適用になります。
採決の結果、賛成9、反対8で可決し、条例改正が決まりました。
私は、以下の討論を行い、反対しました。


小規模地区の議員が減少する可能性


反対の理由は3点です。
第1に、定数削減によって、旧上九一色村地域、旧足和田村地域などの小規模地区の議員がますます少なくなる可能性があることです。
現状でも、旧上九一色村地域の議員は0人、旧足和田村地域の議員は2人です。
定数を削減すれば、これらの地域の議員がますます少なくなる可能性があり、議員がいない地区が固定化され、さらに広がる可能性もあります。
議員は、自分の出身の地区のことだけを考えればよいというものではなく、町議会議員であるならば、町全体のことを考える必要があります。
しかし、町民にとっては、身近なところに議員がいることが、自分たちの声を政冶に反映していくうえで重要です。
この地域間格差の問題をどのように解消するのか、議員がいない、あるいは少ない地区の声を政冶に反映していくためのしくみを考えていくことが不可欠ですが、その検討はされていません。


人口・面積から考えて、議員数多くない


第2に、人口や面積から考えてみると、定数削減の根拠は明確ではありません。
議会基本条例16条には、「議員定数の改正に当たっては、本条例の目的を遂行し、機能を発揮するため、人口、面積及び財政力等を総合的に判断し、町民の意見を聴取した上で適正な定数を定めるものとする」とあります。
当町における議員1人あたりの平均人口は1472人であり、市川三郷町の1056人、昭和町1193人、西桂町457人などと比べても、多くなっています。
また、当町の議員1人あたりの平均面積は8.8平方キロメートルであり、市川三郷町4.7平方キロメートル、昭和町0.6平方キロメートル、西桂町1.5平方キロメートルと比べても、議員1人あたりの面積は広くなっています。
これらの点だけでも、当町の議員数が多いとは言えません。


いまやるべきことは本気の議会改革


第3に、前述の議会基本条例16条には、「町民の意見を聴取した上で」とありますが、議会として、意見聴取を十分に行ったとは言えません。
しかし、私個人として伺うなかでは、少なくない町民のみなさんが、いまの議会が十分に役割を果たしていない、あるいは、議会のようすが見えにくい、と感じています。
いま、議会としてやるべきことは、こうした少なくない町民のみなさんの声に正面から向き合い、本気で議会改革を進めることです。
たとえば、開始された町内の各種団体との意見交換会のさらなる推進、傍聴しやすい環境づくりのための議会日程予定の早期公開や夜間・休日議会の検討、議員の資質向上のための研修の充実などをすすめていくために、私も力を尽くします。


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◇ 核兵器のない平和な世界を ◇


核兵器のない平和な世界をめざして歩く国民平和行進が、富士河口湖町に入ります。
7月19日(水)午前9時20分頃より町役場前で町長あいさつなどがあり、富士吉田市役所まで歩きます。
一歩でも二歩でもご一緒に歩きましょう。


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