前号に引き続き、3月の予算特別委員会で私が行った質疑をご紹介します。
経済的に困難な家庭の児童・生徒に支給される就学援助のうち、小学1年生と中学1年生のための新入学児童生徒学用品費は、当町では9月に支給されている。
入学準備のためのお金であり、入学前に支給する市町村が広がっている。当町でも検討を。
前年の所得が確定しないと支給ができず、入学前支給は難しい。
前々年の所得で申請、あるいは中学生は、小学生で認定されていれば入学前に支給するなど、さまざまな工夫をして実施を決めた市町村も多い。
よく調査して検討を。
----------
2017年度予算には、毎年度予算計上されてきた富士ヶ嶺ファームフェスタの補助金が計上されていない。
これまで11回実施されたが、スタッフの高齢化、他のイベントとの重複など、実行委員会で見直し意見が出された。
今後、新しいファームフェスタに向け、検討していく。
2017年度は、試行的に、ファームフェスタの開催を、スタッフの負担のない1日限りとし、牛の品評会、共進会も同時開催する。
経費は、実行委員会の繰越金でまかなうことができるため、2017年度は予算計上を見送った。
----------
「今年は何泊で行こうか」
「多数決をとろう」
「1泊2日がいい人?」
「2泊3日がいい人?」
「俺は3泊4日がいいぞ」
「あれ、手を挙げてない人がいるぞ。誰だ?」
「行きたくないんだからしょうがないよ」
「じゃあ、2泊3日が一番多いので、2泊3日に決まりました。日程や内容は、いつものように、委員長で集まって決めるということでいいですね?」
「異議なーし」
これ、何のやりとりかわかりますか?
2月の全員協議会での議員間のやりとりです。
こんな感じで、ほぼ毎年、県外研修を決めています。
私はもちろん手を挙げませんでした。
いつものように、「県外研修に行くなら、目的の議論が先にあるのがふつうでしょう。調査や研究のために必要だから行くものであり、先に何泊かを決めるのはおかしい」などと発言しました。
この県外研修には、議員1人2万円の補助が議会費から出ます。公費を使った研修ですから、目的がはっきりしている必要があります。
今年度の研修は、5月22日から24日まで実施されますが、何のために行くのか、議会で議論はされていません。
このような経過ですので、今回の研修には、私は参加しません。
∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞------∞
雇用、中小企業の資金繰り、医療・福祉の困りごと、生活保護、教育、子育て支援、農業など…1人で悩まず、ご相談ください。
連絡先は次のとおりです。
山下利夫 TEL・FAX 0555-72-3574