前号に引き続き、3月議会で行った一般質問をご紹介します。
町内には、舗装が傷んでいる道路、あるいは大雨のときに大きな水たまりができる道路が依然として多くあります。
町に要望しても、なかなか改善されない場合も多くなっています。
道路の補修や雨水対策を計画的に実施していくことを求めます。
2013年から2015年にかけ、町道の舗装のひび割れなどの総点検を実施しました。
雨水対策については、2013年に、特に対策が必要な船津、小立、勝山地区の町道の構造、および排水施設の位置を調査しました。
その後、それをもとに、道路の排水を円滑に処理できるよう、大雨時の冠水の状況などの調査を行っています。
調査を行っていることは承知していますが、道路補修や雨水対策が必要な場所が何か所あり、そのうちどの程度工事が進んでいるのでしょうか。
町道の補修については、町内1421路線のうち70路線で補修が必要です。
2015年度から、緊急性、安全性、費用対効果などを考えながら、順次工事を開始しており、4路線の工事を終えています。
雨水対策については、優先的に対策を考えるべきエリアとして、船津地区3か所(富士河口湖高校下、乳ケ崎線沿いの中華料理屋・湖宮となりの雪解沢付近、ショッピングセンターベル北側)、小立地区2か所(東海自然歩道から国道139号線経由の長浜街道南側全域、法華堂付近)があります。
これらのエリアは、側溝新設や浸透ます設置などを段階的に進めていきます。
また、町内約260か所の浸透施設のうち、22か所は機能していないとの報告がありました。
そのうち10か所は、清掃および改修工事を実施ずみです。
それに加え、2015年度から16年度にかけて、新たに14か所の浸透井設置工事を実施しました。
これは、設置が必要な場所と考えられる場所の約25%ほどです。
道路補修にしても、雨水対策にしても、工事が必要な場所は、かなり残されている状況です。
どの場所を、いつ行っていくのか、数か年の計画を立てて、町民にわかるようにしていくことを求めます。
道路補修については、国の補助金交付額にもよりますが、5か年計画のなかで、毎年3路線程度の工事を進めていきます。
雨水対策も、5か年計画のなかで、対策優先エリアから事業を進めていきます。
それ以外の要望がある場所についても、早期の対応をしていきます。
参考写真 ↓ 冠水した道路の例
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