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こんにちは山下です

山下としおニュース173号
2016年12月18日



必要性の低い土地購入費に6300万円かけるなら
保護者の要望のつよいプールの改修に予算を

船津小学校建て替えの土地購入費を、検討委員会を開かず予算計上


12月議会に、船津小学校の建て替えのための土地購入費や建物補償などの予算が町より提案されました。
私は、船津小学校の建て替えが一日も早く進むよう町に求めてきました。
しかし、進め方に見過ごすことのできない問題が出ているため、文教社会常任委員会で質疑を行い、本会議で下記の討論を行い、反対しました。


委員会は賛否同数 本会議でも反対7


なお、委員会では、反対4、賛成4で賛否同数となり、委員長が賛成して可決。
本会議では、反対7、賛成10で可決されました。
町民のみなさんの声がきちんと反映され、小学校の建て替えが一日も早く実現するよう、引き続き取り組んでいきます。


本会議で行った討論(要旨)


反対の理由は、2つです。
1つ目は、船津小学校の北側約2600平方メートルの土地購入と建物補償・営業補償の予算3億1749万円の中に、購入部分の西側の土地購入と建物補償・営業補償の予算約6300万円が含まれていることです。
この西側の土地とは、船津三差路の交差点のそばにあり、車も多く通ります。また、ほかの土地に比べて低いところにあり、学校から目が行き届きにくい場所であり、学校用地として活用することは困難です。
今年3月の検討委員会では、費用対効果を考えるべきとの意見、この土地は何のためのものかとの疑問も出されました。
12月8日の文教社会常任委員会の質疑では、この西側の土地について、町長は、「教育のために、将来的に買っておいたほうがよい」と述べられましたが、一体教育にとってどのように必要なのか、現状では理解できません。
「教育のため」というなら、この約6300万円の予算は、必要性の低い土地の購入ではなく、保護者からつよい要望が出されているプールの改修などの予算に充てるべきではありませんか。
議決前に検討委員会・保護者の意見聴取を 2つ目は、この土地購入費などの予算が、検討委員会も保護者への意見聴取もほとんど行われないまま、計上されたことです。 船津小学校の建て替えは、何よりも子どもたちのため、保護者、学校職員、地域の方からの要望がつよく、一日も早く実現が期待されています。
3月の検討委員会では、北側に駐車場をつくり、現在の校舎をやや北側に移動し、グラウンドをいまよりも広く確保する案でおおむね了承されました。
しかし、この了承は、おおまかな配置についての了承で、細かい部分については、実施設計のなかで、学校、保護者、検討委員会などの意見を聞きながら、検討していくと、3月の検討委員会で確認されました。
3月議会の予算特別委員会の答弁でも、町長は、十分に意見聴取を行っていくと述べられました。
しかし、意見聴取は、十分に行われていません。
保護者への説明も、今年11月ごろまでほとんど行われていませんでした。
検討委員会も、3月以来行われていません。


西側の土地購入は町長の独断で予算計上


それどころか、町長は、この議会のなかで、「検討委員会や保護者の意見は、尊重はするが、私の執行権も加えて決める。この西側の土地購入については、反対意見もあったが、私の執行権で決めた」と述べられました。
十分に意見聴取を行うと言っていたのに実行しないまま、土地購入費などを予算計上したことは、町民の声を町政に反映していく姿勢に欠けるものです。 特に、必要性の低い、購入に反対意見も出されている西側の土地購入など約6300万円もの予算を、検討委員会も保護者の意見も十分に聞かず、町長の独断で計上したことは、適切とはいえません。
採決する前に、検討委員会、保護者の意見を十分に聞くべきです。


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