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こんにちは山下です

山下としおニュース148号
2016年1月31日



船津・小立・勝山地区の水道料金値上げに反対
水道管の耐震化を早急にすすめるための財源確保の決断を

値上げで確保される財源は年3400万円
水道管の耐震化の財源は総額22億円


12月議会で、町より、船津・小立・勝山地区の水道料金を値上げする条例案が提案され、賛成多数で可決されました。
私は、まず、この条例案の質疑のなかで、この値上げによって確保される財源が、年間3400万円であること、一方で、船津・小立・勝山地区において、病院、介護施設、避難所などの重要な水道管の耐震化をすすめるのに総額22億円かかることを確認しました。
そのうえで、討論で以下の理由を述べ、この条例案に反対しました。


一般家庭にも企業にも大きな値上げ


富士河口湖町給水条例の一部を改正する条例案について反対の立場から討論を行います。
この条例改正は、船津・小立・勝山地区の水道料金を値上げするものです。
基本料金とともに、使用水量が20立方メートルを超えた場合にかかる超過料金も値上げとなります。
特に、超過料金は、たとえば、使用水量が100立方メーターまでの場合、1立方メーターあたり35円から48円に、101立方メーターから200立方メーターまでの場合、1立方メーターあたり42円から57円に、201立方メーターから1000立方メーターまでの場合、1立方メーターあたり49円から67円に、値上げとなります。
一般家庭にも、企業にも大きな値上げとなります。


議決前の町民説明会実施は評価


今回の値上げの提案にあたって、企業や一般町民向けの説明会が、議決の前に行われたことは、ていねいな対応だったと思います。
しかし、町民向けの説明会は、様々な理由から参加者が極めて少なかったことは残念でした。
今後もあらゆる形で町民への説明を行っていくことを求めるものです。


耐震化の財源は、一般会計からの繰り入れ増額や財産区へのお願いで確保を


この値上げの最大の目的は、水道管の耐震化の財源を確保することです。
質疑で確認したように、船津・小立・勝山地区において、病院、介護施設、避難所などの重要な管路の耐震化をすすめるのに22億円かかることから、その財源を確保することは絶対に必要です。
しかし、これも質疑で確認したように、今回の値上げで確保される財源は3400万円であり、今回の改正でも、この耐震化は少しずつしか進みません。
抜本的に財源を確保することが必要です。
財源確保を水道料金だけでまかなうならば、大きな町民負担増となります。
災害時への備え、町民生活に直結する課題であることから、一般会計からの繰り入れ増額の検討、財産区へのお願いを思いきって行うなど、耐震化を早急にすすめるための財源確保の決断を、町長に求めて討論を終わります。


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