前号に引き続き、12月議会での一般質問の要旨をご紹介していきます。
質問と答弁の要旨をご紹介します。
中央公民館は、さまざまな目的で、多くの方が利用される施設です。
しかし、エレベーターが設置されておらず、利用できる2階の部屋や地下の和室に行くには、階段を利用しなければなりません。
高齢の方や障害をお持ちの方にとって、利用しづらい施設となっています。
誰もが利用しやすい施設にしていくために、エレベーター設置の検討を求めます。
中央公民館は、町役場の隣にある施設であり、誰もが利用できるように、玄関からホールまでの昇降機の設置をしてきました。
しかし、指摘のとおり、地下の和室や2階の部屋に行くには昇降機がなく、足の不自由な方にはご迷惑をおかけしています。
エレベーター設置が理想の形ですが、設置場所や費用などを考えると、難しいのが現状です。
既存の昇降機を地下や2階にも設置し、また、避難所としての施設機能のあり方も合わせて検討し、計画的に整備していきます。
昇降機があることを知らない方もいますので、その周知も行い、気軽に使っていただけるようにしていただきたいと思います。
いままでは、昇降機にカバーがかぶっていて、わかりづらいのが現状でした。中央公民館の昇降機→
今後は、操作の関係もあるため、使用の際には、中央公民館のスタッフに声をかけていただけるように、周知していきます。
この質問のきっかけは、中央公民館で催しなどがある場合、「階段を登るのが大変なので、参加できない」という声を聞いたことでした。
そもそも、2階建てでエレベーターがないというのは、公共施設のあり方として問題です。
昇降機を2階にも地下にも設置していくことは、当面の対応としては、良かったと思います。
しかし、昇降機では、車いすの方は利用しづらいなどの問題もあります。
誰もが利用しやすい施設にしていくには、エレベーター設置がふさわしいと思います。
「計画的に整備していく」と答弁がありましたが、どのように検討していくのでしょうか。
中央公民館は、築40年を経過していますが、耐震性は問題なく、年間2万人を越える利用があり、避難所ともなっているなど、町になくてはならない施設です。
建物のあり方を総合的に検討していく必要があります。
具体的には、エレベーターがいいのか、スロープがいいのか、建物の構造、部屋割り、費用対効果などの面から検討していきます。
中央公民館の運営審議会の委員さんなどにも意見を聞いて、進めていきたいと思います。
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